<9日の注目銘柄> =テラ、ドーン、フジ

▽テラ <2191>  理研免疫再生医学(東京都千代田区)と、事業提携に向けた基本合意を締結したと発表。この合意に基づき、同社は理研免疫再生医学から技術・ノウハウの実施許諾を受け、理研免疫再生医学が提携する医療機関からがん治療用免疫細胞の加工を受託する予定としている。理研免疫再生医学は、国立研究開発法人理化学研究所発のベンチャー企業であり、独自開発した、ナチュラルキラーT細胞を標的としたがん免疫療法方法であるNKT細胞標的治療の技術開発を実施。がん患者から採血して免疫細胞を取り出し、それを培養して得た樹状細胞に免疫機能活性物質(アルファ・ガラクトシルセラミド)を結合させて再度体内へ戻すことにより、体内のNKT細胞が活性化。NKT細胞は強力な免疫反応増強作用を有し、免疫系の他の細胞も動因して、がん細胞を殺傷する働きをするという。       ◆ ▽ドーン <2303>  19年5月期の単体業績は、売上高8億9300万円(前期比6.8%増)、営業利益2億円(同23.1%増)。防災や防犯関連のクラウドサービスの新規案件の獲得が順調に進んだことで初期構築に係る売上が増加し、サービス利用料収入も増加。売上高で1300万円、営業利益で2000万円、それぞれ従来予想を超過した。続く20年5月期は、売上高9億8000万円(前期比9.7%増)、営業利益2億2000万円(同10.0%増)を計画している。       ◆ ▽フジ <8278>  20年2月期第1四半期(19年3-5月)の連結業績は、売上高784億7800万円(前年同期比2.0%増)、営業利益20億2000万円(同26.4%増)。積極的な店舗のスクラップ&ビルド、改装、商品開発、値下げの実施等により、主力の「小売事業」が営業利益を16億1000万円(同27.8%増)に伸ばして全体をけん引した。連結営業利益の上期予想(同16.0%の40億円)に対する進ちょく率は50.5% ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <9日の注目銘柄> =テラ、ドーン、フジ
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2019-07-08 18:00