佐鳥電機は上げ幅拡大、第3四半期の大幅増益を好感
佐鳥電機 <7420> は一段高。午後0時35分に25円高(3.97%高)の654円を付けた。14日前引け後に14年5月期第3四半期の決算を発表。大幅増益を確保し、通期見通しに対する進ちょく率も高いことが好感され、買いの勢いがやや強まった。
第3四半期の売上高は前年同期比3.1%増の966億8500万円、営業利益は同6.8倍の12億1000万円、純利益は11億5100万円(前年同期は23億4200万円の赤字)だった。
デジタルカメラ用マイコンはさえなかった一方、事務機器用ASICやスマートフォン用メモリが伸び、国内事業は増収を達成。利益率改善でセグメント損益も黒字に転じた。海外事業では為替の影響や超薄型ノートPC電子部品が堅調に推移した。
通期業績予想は売上高1330億円(前期比2.4%増)、営業利益13億5000万円(同2.6倍)、純利益11億円(前期は18億6300万円の赤字)と、従来計画を据え置いたが、第3四半期の時点で営業利益の進ちょく率は9割に迫り、純利益は超過した。(編集担当:宮川子平)
佐鳥電機は一段高。午後0時35分に25円高(3.97%高)の654円を付けた。
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2014-04-14 13:00