前田建は底堅い、大和証券が「2」でカバー開始
前田建設工業 <1824> は朝方に15円高の695円を付け、その後は上げ幅を縮小しながらも底堅く推移している。大和証券が11日付リポートでカバレッジを開始した。投資判断は「2(アウトパフォーム)」、目標株価は790円。
大和証は中期経営計画に着目した。このうち、新たな収益基盤の確立については、インフラ運営やコンセッションに期待している。コンセッションは上下水道、有料道路、空港などの料金収入が見込まる公共施設などに運営権を設定し、その運営権を民間事業者が購入することで施設運営を行うこと。
前田建はインフラ投資を手掛けるマッコーリーグループと合弁会社を設立予定で、メガソーラーや風力発電を手掛ける予定だが、空港などのコンセッションにも取り組む方針。同証券は中期経営計画の期間中(16年3月期まで)への影響を軽微と予想したが、長期的には新たな収益基盤としての成長が期待され、建設需要に左右されにくい収益構造の構築に貢献するとみた。(編集担当:宮川子平)
前田建設工業は底堅く推移している。
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2014-04-14 14:15