【香港IPO】大手ビール会社の百威亜太は19日の上場を見送り、1兆円の資金調達計画がとん挫

19日に香港メインボードに新規上場を予定していた百威亜太(01876)は、上場を見送った。現在の市況環境等を吟味した上での決断。同社は1株当たり47香港ドルを上限として16.27億株を公募し、最大で約749億香港ドル(約1兆円)を調達する計画だった。
同社は、アジア太平洋地域で最大のビール会社。AB InBev(アンハイザー・ブッシュ・インベブ)グループの一員。バドワイザー、ステラ・アルトワ、コロナを含む50ブランド以上のビールを製造、輸入、販売している。
主要市場として、中国、オーストラリア、韓国、インド、ベトナムを位置付け、2018年のビールの売上高で、中国、オーストラリア、韓国で第1位。インド、ベトナムではトップ3に位置づけられるアジアの大手ビール会社。
なお、香港証取のIPO市場は、現在のところ上場スケジュールを明らかにしている企業がない状況になっている。(イメージ写真提供:123RF)
19日に香港メインボードに新規上場を予定していた百威亜太(01876)は、上場を見送った。(イメージ写真提供:123RF)
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2019-07-19 10:45