<20日の注目銘柄> =Vテク、ヤマシンF、ハウテレビなど

▽ブイ・テクノロジー <7717>  半導体ウェーハ検査とマスクレス露光に優れた技術と実績を誇る「ナノシステムソリューションズ(沖縄県)」を完全子会社化すると発表した。同社は従来のフラットパネルディスプレイ(FPD)関連分野での取り組みに加え、成長が期待される半導体製造装置市場での事業立ち上げを目指し、半導体ウェーハ研磨装置やICテスターの事業化に取り組んでいるが、さらに半導体関連事業の成長を後押しする第3弾としてナノシステムソリューションズを子会社化する。     ◆ ▽ヤマシンフィルタ <6240>  エアフィルタの専業メーカー「アクシー(大阪市)」を完全子会社化すると発表した。「建設機械フィルタの専門メーカーから総合フィルタメーカへの飛躍」を目標に掲げる同社の経営戦略に沿った動き。アクシーは国内エアフィルタ業界において確固たる地位を築き上げており、蓄積してきた小ロット・短納期対応の生産システムとノウハウは、同社が得意とする油圧フィルタの隣接市場において強い競争優位を保有。同社が量産化技術を確立した合成高分子系ナノファイバー「YAMASHIN NANO FILTER」と、アクシーが長年培ってきた空調エアフィルタ市場での優れた開発力・製造技術および豊富な販売チャネルとの掛け合わせは、グループの目指す「総合フィルタメーカへの飛躍」を加速させ、製品の高付加価値化による顧客満足度の向上にもつながるとしている。     ◆ ▽ハウテレビジョン <7064>  20年1月期上期(19年2-7月)の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の4億2400万円から4億5100万円(前年同期比37.9%増)に、営業利益を4400万円から8200万円(同2.1倍)にそれぞれ引き上げている。売上高は、「外資就活ドットコム」が想定を超えて堅調に推移したことがその要因。利益面は、増収効果に加え、当初予定していた採用費の一部が未消化となったことによる販管費の抑制が押し上げに働いた。     ◆ ▽串カツ田中ホールディングス <3547>  従来、未定としていた19年11月期末一括の配当予想を30円(前期は13円)とした。内訳は普通配当15円で、6月の東証1部上場に伴う記念配当が15円。同時に、上限6000万円、2万5000株(自己株式を除く発行済株式数の0.27%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は19年8月20-30日を予定。経営環境の変化を踏まえ、グループの成長を促進するためのインセンティブ・プランへの活用等、機動的な資本政策を遂行し、企業価値を高めることが目的。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <20日の注目銘柄> =Vテク、ヤマシンF、ハウテレビなど
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2019-08-19 17:45