日経平均は158円高スタート、金融セクターなど底堅い
15日の日経平均株価は前日比158円59銭高の1万4068円75銭で寄り付いた。米国株の上昇や円高の一服感から幅広い銘柄に買いが先行した。業種別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> など銀行株や、野村ホールディングス <8604> など証券株、三井不動産 <8801> など不動産株が底堅く推移している。
個別では、前期業績予想を上方修正した関西アーバン銀行 <8545> や、14年11月期第1四半期で大幅な増収増益を確保した北興化学工業 <4992> が買い気配スタート。15年2月期で2ケタ営業増益を見込んだエスフーズ <2292> や、アデランス <8170> なども上昇している。藻に関連した報道が相次ぎ、ユーグレナ <2931> も急伸した。
半面、14年5月期第3四半期で営業益8割増のモバイルクリエイト <3669> は売りが先行した。14年8月期業績予想を下方修正した大庄 <9979> も安く、14年11月期の純利益予想を引き下げたユーシン <6985> も軟調。(編集担当:宮川子平)
15日の日経平均株価は前日比158円59銭高の1万4068円75銭で寄り付いた。
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2014-04-15 09:00