＜２９日の注目銘柄＞ ＝ＭＤＭ、ビジ太田昭和、ＣＹＢＯＺＵなど

▽日本エム・ディ・エム <7600> 　２０年３月期上期（１９年４－９月）の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の８２億円から８６億５０００万円（前年同期比１４．６％増）に、営業利益を８億２０００万円から１１億７０００万円（同３６．２％増）にそれぞれ引き上げている。日本国内および米国ともに売上高が計画を上回って伸長していることがその要因。国内では米国子会社ＯＤＥＶ社製の人工股関節製品および骨接合材料分野製品が計画を上回って伸長し、脊椎固定器具分野も計画を超過。米国ではＯＤＥＶ社製人工膝関節新製品の導入効果により人工膝関節製品の売上が計画を上回っている。 　　　　◆ ▽ビジネスブレイン太田昭和 <9658> 　２０年３月期上期（１９年４－９月）の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の１２０億円から１３８億円（前年同期比１９．９％増）に、営業利益を６億５０００万円から９億５０００万円（同３０．３％増）にそれぞれ引き上げている。コンサルティング・システム開発事業において販売価額の改善や品質改善への取り組み等により利益率が向上したこと、およびマネージメントサービス（ＢＰＯ）事業における生産性の向上と、稼働率の改善や費用構造の改善等により業績の下期偏重の傾向が改善されつつあることがその要因。 　　　　◆ ▽サイボウズ <4776> 　１９年１２月期７月度の連結営業利益は１億９５００万円（前年同月比５５％増）。１－７月の累計は１４億４８００万円（前年同期間比２１％増）で、通期の予想レンジ９億４９００万円－１２億４９００万円（前期比１４．０％減－１３．２％増）の上限を引き続き上回っている。好業績を演出しているクラウド関連の売上高は、７月が８億９００万円（前年同月比２９％増）で、１－７月の累計は５３億１７００万円（前年同期間比３０％増）。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）