<5日の注目銘柄> =楽天地、ワールド、三城HDなど

▽東京楽天地 <8842>  20年1月期上期(19年2-7月)は、連結売上高55億2800万円(前年同期比16.4%増)、営業利益8億5300万円(同69.0%増)。「不動産賃貸関連」が営業利益11億3700万円(同11.2%増)と順調に推移する中、ヒット作に恵まれ、リニューアルオープンした「TOHOシネマズ錦糸町 楽天地」の客席稼働率が向上したことで、「娯楽サービス関連」が営業利益を2億7300万円(同3.9倍)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益は従来予想を2億300万円超過した。これを踏まえ会社側は、通期の営業利益予想を従来の14億5000万円から15億5000万円(前期比81.8%増)に引き上げている。      ◆ ▽ワールド <3612>  20年3月期8月度の月次売上高(速報値を含む)は、店舗売上が前年同月比4.2%増、Eコマース売上が同13.6%増で、国内小売売上として同5.1%増。それぞれ7月度の同5.3%減、同3.2%増、同4.5%減から盛り返している。8月は、7月の梅雨寒から一転、月初より中旬まで気温が高めに推移し、晴天にも恵まれたためセール販売が好調に推移。下旬からは気温もやや低めとなり、売上を牽引してきたワンピースやスカートに加え、カーディガンや薄手ジャケットなど羽織物に代表される端境期商材が立ち上がった。      ◆ ▽三城ホールディングス <7455>  上限1億5000万円、50万株(自己株式を除く発行済株式数の0.98%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は19年9月5日-19年12月30日を予定。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行が目的。      ◆ ▽明豊エンタープライズ <8927>  19年8月に竣工した「エルファーロ本所吾妻橋」(東京都墨田区)」について譲渡に向け調整を進めていたが、今般、譲渡先との間で条件面の協議が整い、この売却が同社の事業計画に沿ったものであると判断したことから譲渡を決定。買主との守秘義務により、買主および売却価格については非開示としたが、業績に与える影響について、開示の必要性が生じた際には速やかに開示するとしている。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <5日の注目銘柄> =楽天地、ワールド、三城HDなど
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2019-09-04 17:00