<6日の注目銘柄> =スバル興、フジコーポ、アルチザなど

▽スバル興業 <9632>  20年1月期第2四半期累計(19年2-7月)の連結業績は、売上高140億8700万円(前年同期比9.9%増)、営業利益27億800万円(同44.7%増)。主力の「道路関連事業」では、高速道路のリフレッシュ工事や災害復旧工事および橋梁補修工事が完工したこともあり、売上高が124億1900万円に伸長。原価管理の徹底によるコストの削減や業務の効率化と合わせ、営業利益を28億4500万円(同44.4%増)に伸ばして全体をけん引した。これを踏まえ会社側は通期の業績予想について、売上高を従来の254億円から265億円(前期比5.3%増)に、営業利益を30億6000万円から35億7000万円(同16.6%増)にそれぞれ引き上げている。         ◆ ▽フジ・コーポレーション <7605>  19年10月期第3四半期累計(18年11月-19年7月)の単体業績は、売上高273億6900万円(前年同期比6.5%増)、営業利益30億3800万円(同28.7%増)。北海道や一部地域を除き、全国的に平年と比べ降雪は少なかったが、前年の大雪の連想もあり、第2四半期(2-4月)までの冬季・春季商戦は順調に推移。第3四半期(5-7月)もタイヤメーカーの値上げおよび10月の消費税増税前の特需により好調に推移する中、営業利益は通期予想の28億3500万円(前期比1.2%増)を超過している。     ◆ ▽アルチザネットワークス <6778>  19年7月期の連結業績は、売上高が26億3000万円(前期比12.6%増)で従来予想を3000万円超過。営業損益は7400万円の黒字(前期は6億7200万円の赤字)で、従来予想の1億5000万円の赤字から2億2400万円改善した。売上高は、IPネットワークソリューションが想定を上回ることになったのが要因。利益面は、モバイルネットワークソリューションの国内向け売上高が予想を上回り、国内より採算の低い海外向け売上高が予想を下回ったことが押し上げに働いた。続く20年7月期は売上高30億円(前期比14.0%増)、営業利益2億5000万円(同3.4倍)を計画している。       ◆ ▽アイビーシー <3920>  上限1億円、10万株(自己株式を除く発行済株式数の1.79%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は19年9月6日-19年10月31日を予定。資本効率の向上を図るとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することが目的。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <6日の注目銘柄> =スバル興、フジコーポ、アルチザなど
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2019-09-05 16:45