三菱UFJモルガン証がマルエツを「中立」に引き上げ
14日付の三菱UFJモルガン・スタンレー証券リポートが、マルエツ <8178> の投資評価を引き上げた。
同証券では、今15年2月期のマルエツの営業利益予想を従来の21億円から29億円に上方修正。会社計画の30億円には届かないものの、市場コンセンサスの21億円を大きく上回ると見通している。
この要因として、前期の不採算店舗の閉鎖や大幅な人件費圧縮により労働分配率改善の兆候が見られていることや、消費増税後の直近の販売が堅調なこと、中国事業の赤字が圧縮されていることなどを挙げている。
同リポートでは、「低収益性は払しょくされていない」としながらも、業績予想の修正を考慮し、目標株価を300円から350円に引き上げ。投資評価についても、「アンダーパフォーム(弱気)」から「ニュートラル(中立)」に引き上げている。
マルエツの15日に株価は、前場に12円高の361円まで買われる場面があった。(編集担当:片岡利文)
14日付の三菱UFJモルガン・スタンレー証券リポートが、マルエツの投資評価を引き上げた。
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2014-04-15 11:30