<1日の注目銘柄> =乃村工芸、日プロ、ダイコク電など

▽乃村工藝社 <9716>
20年2月期上期(19年3-8月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の645億円から700億円(前年同期比34.0%増)に、営業利益を39億円から65億円(同87.3%増)にそれぞれ引き上げている。想定を超えて大きく需要が拡大したことに加え、原価低減への継続した取り組みが奏功した。
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▽日本プロセス <9651>
20年5月期第1四半期(19年6-8月)の連結業績は、売上高18億3600万円(前年同期比24.2%増)、営業利益1億7200万円(同40.3%増)。「自動車システム」が営業利益1億1800万円(同37.5%増)、「産業・公共システム」が営業利益1億700万円(同22.4%増)、「制御システム」が営業利益6900万円(同70.3%増)となって全体をけん引。連結営業利益の上期(6-11月)予想3億5000万円(同16.9%増)に対する進ちょく率は49.1%と順調に推移している。
同時に、上限2億円、20万株(自己株式を除く発行済株式数の2.0%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は19年10月1日-19年12月30日を予定。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行、および株主への利益還元を図ることが目的。
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▽ダイコク電機 <6430>
20年3月期上期(19年4-9月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の165億円から183億円(前年同期比28.6%増)に、営業利益を6億円から12億円(同37.6%増)にそれぞれ引き上げている。情報システム事業において、パチンコ向けの大型液晶呼出ランプとして提案を強化している「REVOLA」、およびセキュリティ機能が引き続き評価されたCRユニット「VEGASIA3」の販売が想定より大幅に増加したことが主な要因。
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▽ストライク <6196>
19年8月期の単体業績は、9月17日に、事業承継ニーズを中心としたM&A案件において案件の大型化に伴う単価の上昇が利益の押し上げに働いているとして上方修正した通り、売上高50億7700万円(前期比35.6%増)、営業利益18億8600万円(同39.5%増)。20年8月期は売上高62億7500万円(前期比23.6%増)、営業利益22億3700万円(同18.6%増)を計画している。
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▽日本ハウズイング <4781>
20年3月期上期(19年4-9月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の550億円から588億円(前年同期比19.2%増)に、営業利益を19億5000万円から30億円(同81.6%増)にそれぞれ引き上げている。営繕工事業において、規模の大・小を問わず、消費税率改定に伴う計画の前倒しが多数の案件で発生したことがその要因。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<1日の注目銘柄> =乃村工芸、日プロ、ダイコク電など
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2019-09-30 18:30