<2日の注目銘柄> =ダイセキ、松屋、アスクルなど

▽ダイセキ <9793>  20年2月期上期(19年3-8月)の連結業績は、売上高268億9200万円(前年同期比2.4%増)、営業利益54億7100万円(同16.3%増)。主力の工場廃液を中心とした産業廃棄物の処理業は、世界経済の変調を受け不安定な状況が続く国内鉱工業生産の中ではあったが、全国的にシェアアップを図ることで順調に受注が伸長。営業利益は従来予想を4億1100万円超過した。      ◆ ▽松屋 <8237>  9月の銀座店の売上高は前年同月比18.4%増。10月からの消費税率の引き上げに伴い、防寒衣料等、ラグジュアリーブランド、宝飾等に代表される高価格帯商品等の前倒し需要が9月第3週以降に大幅に売上高を伸ばして全体をけん引。銀座店と浅草店の合計である銀座本店の9月の売上高は同17.2%増となった。      ◆ ▽アスクル <2678>  20年5月期9月度(19年8月21日-9月20日)の単体売上高の前期同月比は、10.9%増。うち、主力の「BtoB事業」は消費税増税前の駆け込み特需等により12.5%増。「LOHACO」は1.5%増と、駆け込み特需について9月度は軽微だったが、9月21-30日までの期間は顕著な伸びを示したという      ◆ ▽エーアイテイ <9381>  20年2月期上期(19年3-8月)の連結業績予想を修正。営業収益は従来の234億円から224億5000万円(前年同期比72.7%増)に減額したが、営業利益を5億9000万円から7億6000万円(同6.6%増)に引き上げている。日新運輸を完全子会社化したことで売上高は大きく伸長したが、消費増税を前にした在庫調整や日本国内での個人消費の伸びの弱さに加え、今夏の天候不順などの影響により計画未達。一方、利益面は販売価格への転嫁、コスト削減、販管費の一部未消化などが押し上げに働くみとおし。      ◆ ▽平山ホールディングス <7781>  上限7800万円、6万株(自己株式を除く発行済株式数の1.73%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は19年10月2日-20年2月13日を予定。資本効率の向上および機動的な資本政策の遂行を図るとともに、1株当たりの株主価値を高め、株主への利益還元を充実させることが目的。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <2日の注目銘柄> =ダイセキ、松屋、アスクルなど
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2019-10-01 18:30