<4日の注目銘柄> =マルカ、毎コムネット、トランザクなど

▽マルカ <7594>  19年11月期第3四半期期累計(18年12月-19年8月)の連結業績は、売上高500億8000万円(前年同期比7.6%増)、営業利益19億5200万円(同12.2%増)。主力の「産業機器部門」が営業利益を24億2700万円(同6.8%増)に伸ばして全体をけん引した。同部門では、米州は受注のキャンセルの影響や前期の大口案件の反動で売上が落ち込んだが、国内および中国、タイにおいて自動車関連業界向けが伸長している。  当時に、上限4億円、16万株(自己株式を除く発行済株式数の1.85%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は19年10月4日-20年5月31日を予定。株主への一層の利益還元と資本効率の向上を図るとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することが目的。      ◆ ▽毎コムネット <8908>  20年5月期第1四半期期(19年6-8月)の連結業績は、売上高57億7500万円(前年同期比10.1%増)、営業利益7億8500万円(同10.4%増)で営業利益は上期(6-11月)予想の5億9500万円(同10.8%減)を超過した。「不動産ソリューション事業」は増収・減益だったが、「学生生活ソリューション事業」が営業利益を2億2100万円(同89.1%増)に伸ばして全体をけん引した。同事業の好調の要因は、人材ソリューション部門において、企業の旺盛な新卒採用活動に支えられて中核商品の企業人事部向け「若年層人材ソリューション」コンサルティング等のサービス提供が増加したこと。および新卒採用時期の変更に伴い、企業の採用活動が例年より前倒し傾向が強まっていること。      ◆ ▽トランザクション <7818>  19年8月期の連結業績予想について、売上高は従来の165億3000万円から164億5100万円(前年同期比6.5%増)に減額したが、営業利益を19億1000万円から20億4600万円(同20.4%増)に引き上げている。売上高は若干の未達だったが、利益面は増収効果と販管費の計画的支出が押し上げに働いた。期末一括の配当予想も従来の15円から16円(前期は13円)に増額。      ◆ ▽レイ <4317>  20年2月期上期(19年3-8月)および通期の業績予想を修正。上期は、売上高を従来の55億円から57億7900万円(前年同期比12.5%増)に、営業利益を1億6000万円から5億4700万円(同3.1倍)にそれぞれ増額。通期は、売上高は120億円(前期比4.6%増)で据え置いたが、営業利益を6億5500万円から9億5000万円(同6.0%増)に引き上げている。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <4日の注目銘柄> =マルカ、毎コムネット、トランザクなど
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2019-10-03 18:15