<7日の注目銘柄> =吉野家HD、IDOM、アルインコなど

▽吉野家ホールディングス <9861>
20年2月期上期(19年3-8月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の1030億円から1070億6600万円(前年同期比6.7%増)に、営業利益を3億円から29億3600万円(前期は5500万円)にそれぞれ引き上げている。創業120周年施策として販売した牛丼の新サイズ「超特盛」、「小盛」、コラボ商品「ライザップ牛サラダ」、希少なサーロインを使用した「特撰すきやき重」がテレビ・メディアで大きく取り上げられたことにより販売数が伸長。6月に実施した「テイクアウト80円引き」などの販売施策も計画を上回った。
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▽IDOM <7599>
20年2月期上期(19年3-8月)および通期の連結業績予想を上方修正。上期は、売上高を従来の1620億円から1792億円(前年同期比24.5%増)に、営業利益を18億5000万円から46億円(同10.3倍)にそれぞれ増額。通期は、上期の増額分を上乗せする形で売上高3412億円(前期比10.3%増)、営業利益64億5000万円(同87.5%増)としている。各種改善策が奏功し、小売1台当たりの利益および既存店1店舗あたりの小売台数がともに大幅に回復。消費増税に伴う一定数の駆け込み需要も押し上げに働いた。
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▽アルインコ <5933>
20年3月期上期(19年4-9月)および通期の連結業績予想を上方修正。上期は、売上高を従来の277億4000万円から284億2000万円(前年同期比8.5%増)に、営業利益を15億3000万円から20億円(同46.3%増)にそれぞれ増額。通期は、上期の増額分を上乗せする形で売上高573億8000万円(前期比6.5%増)、営業利益35億9000万円(同22.9%増)としている。コア事業の「建設機材関連」、および「レンタル関連」において、新型足場「アルバトロス」や高速道路補修工事向けの「SKパネル」を中心に、広範なジャンルにわたって販売が増加するとともに、期初からレンタル資産の稼働が好調を維持したことがその要因。
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▽ネクステージ <3186>
19年11月期の連結業績予想を修正。売上高は従来の2150億円(前期比31.8%増)で据え置いたが、営業利益を57億円から62億円(同41.4%増)に引き上げている。自動車の整備事業、買取事業の拡大、および車両1台当たりの利益の改善がその要因。
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▽システムインテグレータ <3826>
20年2月期上期(19年3-8月)の単体営業利益は2億7800万円(前年同期比1.2%増)で従来予想を7800万円超過。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<7日の注目銘柄> =吉野家HD、IDOM、アルインコなど
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2019-10-07 11:00