＜１６日の注目銘柄＞ ＝ＦＵＪＩＭＩ、ワコム、阪神内など

▽フジミインコーポレーテッド <5384> 　２０年３月期上期（１９年４－９月）の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の１８０億円から１８８億円（前年同期比１．９％減）に、営業利益を２０億円から２８億円（同０．５％減）にそれぞれ引き上げている。半導体関連における最先端向け製品の需要増加が主な要因。 　　　　　◆ ▽ワコム <6727> 　２０年３月期上期（１９年４－９月）の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の４４９億５０００万円から４６９億円（前年同期比１．４％増）に、営業利益を１６億１０００万円から３０億円（同９．７％増）にそれぞれ引き上げている。テクノロジーソリューション事業におけるスマートフォン向けペン・センサーシステムに対する需要の早期化、および経費発生の遅れが主な要因。 　　　　　◆ ▽阪神内燃機工業 <6018> 　２０年３月期上期（１９年４－９月）の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の６０億円から６３億３０００万円（前年同期比８．４％増）に、営業利益を４億円から８億２０００万円（同２．１倍）にそれぞれ引き上げている。部分品販売が増加する中、コスト削減も進んだ。 　　　　　◆ ▽住石ホールディングス <1514> 　２０年３月期上期（１９年４－９月）の連結業績予想を修正。売上高は従来の９０億円から７０億円（前年同期比１７．３％減）に減額したが、経常利益を５億円から８億８０００万円（同２．２倍）に引き上げている。輸入炭の入着時期のずれ込み等により、売上高は予想を下回ったが、１９年９月に受領した豪州ワンボ社からの受取配当金の影響等により、経常利益は大幅に超過する見通しとなった。 　　　　　◆ ▽スーパーツール <5990> 　２０年３月期の連結営業利益予想を従来の９億円から９億５０００万円（前期比０．４％増）に上方修正。 　　　　　◆ ▽大谷工業 <5939> 　２０年３月期上期（１９年４－９月）の単体営業利益予想を従来の１億２０００万円から１億９０００万円（前年同期比２．１倍）に上方修正。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）