<21日の注目銘柄> =高砂熱、福井コンH、扶桑電通など

▽高砂熱学工業 <1969>
20年3月期上期(19年4-9月)の連結業績予想を修正。売上高は従来の1480億円から1453億円(前年同期比5.6%増)に減額したが、営業利益を43億円から75億円(同27.1%増)に引き上げている。首都圏の大型再開発工事が順調に進捗したことに加え、リニューアル工事の増加に伴い、売上総利益率の上昇が見込まれることとなった。
◆
▽福井コンピュータホールディングス <9790>
20年3月期上期(19年4-9月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の57億9000万円から68億3800万円(前年同期比26.0%増)に、営業利益を20億600万円から28億2900万円(同47.0%増)にそれぞれ引き上げている。測量関連製品、およびITソリューション事業における選挙出口調査システムの売上高が計画を上回ったことが主な要因。
◆
▽扶桑電通 <7505>
19年9月期の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の370億円から388億7000万円(前年同期比10.9%増)に、営業損益を3億5000万円の黒字から7億7000万円の黒字(前年同期は1億7800万円の赤字)にそれぞれ引き上げている。Windows7のサポート終了に伴うPCの入替商談や地方自治体を中心とした公共ビジネスなどが順調に推移したことが主な要因。
◆
▽エンプラス <6961>
20年3月期上期(19年4-9月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の152億円から160億円(前年同期比1.3%減)に、営業利益を8億円から13億円(同3.3%減)にそれぞれ引き上げている。半導体機器事業において、米国、中華圏で各種ICソケット、バーンインソケットが好調に推移したことが主な要因。
◆
▽椿本興業 <8052>
20年3月期上期(19年4-9月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の510億円から570億円(前年同期比6.8%増)に、営業利益を26億5000万円から30億5000万円(同7.8%増)にそれぞれ引き上げている。半導体関連業界以外の民間設備投資需要が総じて予想水準まで低下しなかったこと、および親会社の大口受注案件の工事進捗が早めに進行し、見込みに比べて工事進行基準売上高が増額したことが主な要因。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<21日の注目銘柄> =高砂熱、福井コンH、扶桑電通など
japan,company
2019-10-18 18:30