<23日の注目銘柄> =リオン、大日住薬、NSWなど

▽リオン <6823>  20年3月期上期(19年4-9月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の100億円から104億5000万円(前年同期比5.5%増)に、営業利益を10億5000万円から14億円(同32.5%増)にそれぞれ引き上げている。前期に発売した中価格帯の補聴器が好調に推移したことに加え、医用検査機器において聴力検査室の大口受注があったことが主な要因。      ◆ ▽大日本住友製薬 <4506>  20年3月期上期(19年4-9月)の連結業績予想(IFRS)を上方修正。売上収益を従来の2285億円から2306億円(前年同期比2.0%増)に、営業利益を560億円から668億円(同2.3倍)にそれぞれ引き上げている。売上収益はほぼ計画線だが、がん領域で開発計画を含む事業計画を見直したことに伴い、同領域に係る無形資産である仕掛研究開発の減損損失の計上を見込むものの、 ボストン・バイオメディカル・インクおよびトレロ・ファーマシューティカルズ・インクの買収に係る条件付対価公正価値が大きく減少することにより、減損損失を上回る費用の戻入を見込むことが利益の押し上げに働く。      ◆ ▽日本システムウエア <9739>  20年3月期上期(19年4-9月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の176億円から184億8000万円(前年同期比10.3%増)に、営業利益を14億8000万円から18億7000万円(同32.7%増)にそれぞれ引き上げている。売上高は、企業のIT投資需要の拡大を背景にITソリューション事業、およびサービスソリューション事業が想定以上に好調に推移したことがその要因。利益面は、増収効果および高採算案件の検収があったことが押し上げに働いた。      ◆ ▽ソフトウェア・サービス <3733>  19年10月期9月度の売上高は29億2300万円(前年同月比77.0%増)。18年11月-19年9月の累計は210億4500万円(前年同期間比34.0%増)と、通期の単体売上高予想210億円(前期比19.5%増)を超過している。      ◆ ▽さくらケーシーエス <4761>  20年3月期上期(19年4-9月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の103億円から110億5800万円(前年同期比15.3%増)に、営業損益を9000万円の黒字から4億400万円の黒字(前年同期は2900万円の赤字)にそれぞれ引き上げている。売上高は、金融関連および公共関連が若干の計画未達となったものの、産業関連において、顧客の情報化投資が増加基調にあることに加え、消費税率引上げに伴うシステム機器販売案件の前倒しや消費税軽減税率制度対応案件の想定以上の増加など、一時的な要因により大幅に超過する見通し。利益面は増収効果に加え、高採算案件の獲得、要員稼働の堅調な推移が押し上げに働いた。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <23日の注目銘柄> =リオン、大日住薬、NSWなど
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2019-10-21 17:30