<25日の注目銘柄> =ダイワボHD、両毛システム、ダイハツディなど

▽ダイワボウホールディングス <3107>
20年3月期上期(19年4-9月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の3790億円から4720億円(前年同期比33.8%増)に、営業利益を96億円から158億円(同89.3%増)にそれぞれ引き上げている。主柱の「ITインフラ流通事業」において、堅調な企業業績を背景にIT投資が底堅く推移する中、2020年1月に控えたWindows7サポート終了に伴う更新需要により、周辺機器やソフトウェアを含め受注、売上ともに大幅に増加したことが主な要因。
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▽両毛システムズ <9691>
20年3月期上期(19年4-9月)の連結業績は、売上高80億1900万円(前年同期比27.4%増)、営業利益6億6600万円(同6.1倍)。「公共事業」は、ソフトウェア開発・システム販売分野における不採算案件の収束による経費削減、消費税増税前の駆け込み需要、および改元や法改正等システム改修等の貢献により、営業利益が3億4500万円(同6.2倍)へと増大。「社会・産業事業」も4つのサービス分野の全てが堅調に推移する中、営業利益は10億9300万円(同37.4%増)に伸長。連結営業利益は従来予想を6600万円超過し、通期予想の7億5000万円(前期比5.8%増)に対する進ちょく率は88.8%となっている。
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▽ダイハツディーゼル <6023>
20年3月期上期(19年4-9月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の260億円から273億2000万円(前年同期比2.2%増)に、営業利益を2億円から6億4000万円(同2.4%増)にそれぞれ引き上げている。メンテナンス関連の売上が想定を上回る見込みとなったこと、および為替レートが想定よりも円安で推移したことが主な要因。
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▽愛光電気 <9909>
20年3月期上期(19年3月21日-9月20日)の連結業績は、売上高59億2400万円(前年同期比13.8%増)、営業利益2億3600万円(同61.8%増)。電設資材卸売業界において、新設住宅着工戸数は前年並みだが、建設技術者の慢性的な不足や労務費・建設資材価格の高止まりにより、厳しい収益環境が継続。こうした中、5月に展示即売会「AIKOフェスタ2019」を実施した他、積極的な販売活動を推し進めるとともに、業務効率化アップに努めたことで、増収・大幅増益を達成。営業利益は通期予想の2億5000万円(前期比16.1%減)に接近している。
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▽東洋シヤッター <5936>
20年3月期上期および通期の連結業績予想を上方修正。上期は売上高を従来の95億円から107億5000万円(前年同期比20.5%増)に、営業利益を3億5000万円から5億5000万円(同2.6倍)にそれぞれ増額。通期は売上高を195億円から210億円(前期比1.2%減)に、営業利益を7億円から9億円(同36.5%減)に引き上げている。上期は既に受注していた大型案件が順調に売上高に寄与したこと、および個々の案件において採算改善に注力したことが主な要因。通期は上期業績の上ぶれ、および足もとの受注契約残高を織り込んだ。
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▽MCJ <6670>
20年3月期上期(19年4-9月)の連結営業利益予想を45億900万円から66億5200万円(前年同期比44.6%増)に上方修正。
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▽ミロク情報サービス <9928>
20年3月期上期(19年4-9月)の連結営業利益予想を32億1000万円から38億7000万円(前年同期比30.5%増)に上方修正。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<25日の注目銘柄> =ダイワボHD、両毛システム、ダイハツディなど
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2019-10-24 18:15