【香港IPO】家電メーカーの登輝の初値は公募価格を約18%下回った

 登輝(01692)が25日、香港メインボードに上場した。公募価格1.30香港ドルに対し、初値は1.07香港ドルと公募価格を約18%下回った。その後、1.17香港ドルの高値があり、1.1香港ドル台で推移している。    同社は、主に海外市場向けの家電メーカー。30を超える国、および、地域で顧客を獲得し、主に、ドイツ、フランス、イギリス、オランダなど欧州諸国に輸出している。製品ラインナップは、蒸気発生器アイロン、衣類スチーマーと、コーヒーマシンなど蒸気調理器具が主力。蒸気発生器アイロン分野で輸出に占めるシェアは約2.3%、ポンプ駆動のコーヒーマシンで約1.5%のシェアがある。    2018年12月期の売上高は3.73億香港ドル(前期比4.09%増)、税前利益は4593万香港ドル(同22.17%減)。2019年4月期(4カ月間)の売上高は1.45億香港ドル(前年同期比35.66%増)、税前利益は1030万香港ドル(同3.29倍)。(イメージ写真提供:123RF)
登輝(01692)が25日、香港メインボードに上場し、公募価格1.30香港ドルに対し、初値は1.07香港ドルだった。(イメージ写真提供:123RF)
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2019-10-25 10:45