<28日の注目銘柄> =田辺三菱、フジテック、日本光電など

▽田辺三菱製薬 <4508>
20年3月期上期(19年4-9月)の連結業績予想(IFRS)を上方修正。売上収益を従来の1870億円から1880億円(前年同期比10.4%減)に、営業利益を50億円から125億円(同63.8%減)にそれぞれ引き上げている。売上収益は、国内医療用医薬品において、クローン病などの治療剤「ステラーラ」など重点品が堅調に推移したのが主な要因。利益面は、増収効果に加え、研究開発費および販管費が下期(19年4月-20年3月)にずれ込むことが押し上げに働く見通し。
◆
▽フジテック <6406>
20年3月期上期(19年4-9月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の830億円から850億円(前年同期比9.7%増)に、営業利益を47億円から62億円(同49.7%増)にそれぞれ引き上げている。中国における、新設工事の増加および採算性向上が主な要因。
◆
▽日本光電工業 <6849>
20年3月期上期(19年4-9月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の845億円から897億円(前年同期比13.5%増)に、営業利益を45億円から70億円(同64.3%増)にそれぞれ引き上げている。売上高は、消費税率引き上げ前の駆け込み需要や、大学、官公立病院市場における新築移転に伴う大口受注により、国内が好調に推移したことが主な要因。利益面は増収効果に加え、販管費が一部第3四半期(10-12月)以降への期ズレを含め想定を下回る見通しとなったことが押し上げに働く。
◆
▽日本乾溜工業 <1771>
19年9月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の127億7000万円から136億5000万円(前年同期比7.0%増)に、営業利益を5億3000万円から8億7500万円(同32.8%増)にそれぞれ引き上げている。売上高は、新規受注工事を含む手持ち工事の進ちょくが想定以上に進んだことが主な要因。利益面は、増収効果に加え、工事における原価管理や工程管理の徹底が押し上げに働いた。
◆
▽エスティック <6161>
20年3月期上期(19年3月21日-9月20日)の連結営業利益は12億600万円(前年同期比19.1%増)で、従来予想を2億1800万円超過。
◆
▽システムリサーチ <3771>
20年3月期上期(19年4-9月)の連結営業利益予想を従来の4億7600万円から7億300万円(前年同期比67.0%増)に上方修正。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<28日の注目銘柄> =田辺三菱、フジテック、日本光電など
japan,company
2019-10-25 18:30