<8日の注目銘柄> =グローリー、河合楽、加賀電子など

▽グローリー <6457>
20年3月期上期(19年4-9月)の連結業績は、売上高1085億500万円(前年同期比1.0%減)、営業利益90億1800万円(同28.6%増)。売上高は海外が想定を下回ったことで計画を4億9500万円下回ったが、海外市場におけるプロダクトミックスの改善、および保守売上高の増加、流通・交通市場および遊技市場における主要製品の販売増、コスト削減等により、営業利益は計画を35億1800万円超過している。
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▽河合楽器製作所 <7952>
20年3月期上期(19年4-9月)の連結業績は、売上高364億3000万円(前年同期比3.0%増)、営業利益19億6500万円(同14.3%増)。「楽器教育事業」において、日本や欧州での高付加価値製品の販売が好調だったこと、「素材加工事業」における受注が堅調に推移したこと、および原価低減や費用削減等により、売上高で4億3000万円、営業利益で5億6500万円、それぞれ従来予想を超過している。
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▽加賀電子 <8154>
20年3月期上期(19年4-9月)の連結業績は、売上高2306億3000万円(前年同期比99.9%増)、営業利益52億3900万円(同38.9%増)。19年1月よりグループ会社となった富士通エレクトロニクスの収益が期初から寄与したことなどで売上高は倍増し、営業利益も買収効果に加え、EMS(電子機器製造受託サービス)ビジネスを中心とした電子部品事業の堅調な推移により大幅に増加。営業利益の通期予想70億円(前期比7.5%増)に対する進ちょく率は74.8%に達している。
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▽ヴィンクス <3784>
19年12月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の265億円から290億円(前年同一期間比13.2%増)に、営業利益を13億5000万円から16億2000万円(同22.1%増)にそれぞれ引き上げている。消費増税対応とキャッシュレス化、および小売業におけるマルチベンダー化(ハードウェアとソフトウェアの分離)のニーズの高まり等による売上高の増加が主な要因。
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▽テルモ <4543>
20年3月期上期(19年4-9月)の連結営業利益(IFRS)は591億5000万円(前年同期比24.3%増)で、通期予想の1090億円(前期比2.2%増)に対する進ちょく率は54.3%。
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▽フジ・メディア・ホールディングス <4676>
20年3月期上期(19年4-9月)の連結営業利益は182億7700万円(前年同期比62.9%増)で、通期予想の285億円(前期比17.9%減)に対する進ちょく率は64.1%。
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▽川澄化学工業 <7703>
20年3月期の連結業績予想を修正。売上高は従来の222億円(前期比7.9%減)で据え置いたが、営業利益を3億円から9億円(同50.4%増)に引き上げている。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<8日の注目銘柄> =グローリー、河合楽、加賀電子など
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2019-11-07 17:45