<15日の注目銘柄> =TYK、関電化、三桜工など

▽TYK <5363>
20年3月期上期(19年4-9月)の連結業績は、売上高144億8000万円(前年同期比9.2%増)、営業利益19億3100万円(同横ばい)。主力の鉄鋼向耐火物のほか新素材関連商品の需要が増加し、高付加価値商品の販売も予想より堅調に推移したことにより、売上高で19億円、営業利益で7億3100万円、それぞれ従来予想を超過した。これを踏まえ会社側は通期予想について、売上高を従来の251億6000万円から267億8000万円(前期比1.5%減)に、営業利益を24億円から30億3000万円(同12.0%減)にそれぞれ引き上げている。
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▽関東電化工業 <4047>
20年3月期上期(19年4-9月)の連結業績は、売上高270億4300万円(前年同期比2.4%増)、営業利益40億3100万円(同18.8%減)。売上高はほぼ計画線だが、主力の「精密化学品」において原材料価格や減価償却費が計画を下回ったことなどにより、営業利益は従来予想を7億3100万円超過した。これを踏まえ会社側は通期予想について、売上高を従来の533億円から545億円(前期比1.3%減)に、営業利益を56億円から71億円(同24.9%減)にそれぞれ引き上げている。
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▽三桜工業 <6584>
20年3月期の連結業績について、予想売上高は従来の1450億円から1430億円(前期比1.8%増)に減額したが、営業利益を26億円から45億円(同2.2倍)に引き上げている。欧州やインドにおける環境規制強化の影響等により売上高は未達となるが、国内拠点および米国をはじめとする海外拠点における生産効率の改善、物流費の低減、固定費の削減のほか、欧州事業については、不採算製品の販売価格の見直しと品質ロス低減等の原価改善、間接人員削減を含む固定費の削減といった徹底した収益性改善策の効果等が押し上げに働く見込み。20年3月期上期(19年4-9月)は、売上高724億4500万円(前年同期比3.5%増)、営業利益28億7800万円(同15.0%増)だった。
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▽ライドオンエクスプレスホールディングス <6082>
20年3月期の連結業績について、予想売上高を従来の208億2000万円から210億600万円(前期比2.4%増)に、営業利益を11億5100万円から15億5700万円(同50.2%増)にそれぞれ引き上げている。
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▽KADOKAWA <9468>
20年3月期の連結営業利益予想を従来の54億円から100億円(前期比3.7倍)に上方修正。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<15日の注目銘柄> =TYK、関電化、三桜工など
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2019-11-14 18:15