住石HDが急反発、特別利益は今期計上に持ち越し
住石ホールディングス <1514> が急反発。寄り付き直後に7円高の116円まで買われた。
同社は15日引け後、前3月期の通期業績予想を修正している。
売上高は従来予想の234億8000万円から246億円(前々期比7.4%減)に11億円超の上積みとなり、営業利益は4億6000万円から5億4000万円(同13.4%増)の増益予想に修正。一方で、純利益は33億円から3億8000万円(同2.3倍)に大幅減額となっている。
純利益においては、前期に特別利益として織り込んでいた豪州炭鉱会社から受け取るべき過年度の配当金が、裁判継続中のため今期計上予定に変更されたことが下方修正の要因となった。
ただし、特別利益を含めた今期予想を5月15日に開示予定であることや、堅調な国内石炭需要などが寄与し、前期営業利益が増額見通しとなったことが、株価に好感されたもようだ。(編集担当:片岡利文)
住石ホールディングスが急反発。寄り付き直後に7円高の116円まで買われた。
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2014-04-16 09:30