<6日の注目銘柄> =スバル興、ノーリツ、ラ・アトレなど

▽スバル興業 <9632>  20年1月期第3四半期累計(19年2-10月)の連結業績は、売上高198億8000万円(前年同期比5.7%増)、営業利益32億9500万円(同36.5%増)。「不動産事業」が営業利益2億8600万円(同10.7%増)と順調に推移する中、主力の「道路関連事業」が高速道路のリフレッシュ工事や災害復旧工事および橋梁補修工事の完工などにより、営業利益を34億5200万円(同37.5%増)に伸ばして全体をけん引した。これを踏まえ会社側は通期の業績予想について、売上高を従来の265億円から268億円(前期比6.5%増)に、営業利益を35億7000万円から38億3000万円(同25.6%増)にそれぞれ引き上げている。また、期末の配当予想も従来の50円から290円に引き上げ、年間340円(前期は190円)配当とした。       ◆ ▽ノーリツ <5943>  19年12月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の2030億円から2080億円(前期比0.9%減)に、営業利益を15億円から26億円(同45.9%減)にそれぞれ引き上げている。売上高は、「海外事業」における中国市場は依然として厳しい状況が継続しているが、「国内事業」における温水空調分野において、特に第1四半期(1-3月)にみられたような大幅な需要の縮小が第3四半期(7-9月)には解消したことがその要因。利益面は、当期より取り組んできた販売価格の上昇と、全社にわたる経費削減が奏功した。       ◆ ▽ラ・アトレ <8885>  19年12月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の97億8000万円から111億1700万円(前期比44.0%増)に、営業利益を14億2000万円から20億8100万円(同74.0%増)にそれぞれ引き上げている。来期に計画していた、新築不動産販売部門における販売用不動産の引き渡しによる売上計上、および共同事業による売上計上が前倒しになったことが主な要因。       ◆ ▽ジンズホールディングス <3046>  20年8月期11月度の国内直営アイウエア専門ショップの売上高(速報)は、既存店が前年同月比3.6%増で、全店は同6.9%増。消費税増税に伴う反動の影響が月後半にかけて一段落した他、店頭展開を強化している「スリム エアフレーム」や「ラバーモダン エアフレーム」をはじめとしたエアフレームシリーズが好調に推移した。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <6日の注目銘柄> =スバル興、ノーリツ、ラ・アトレなど
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2019-12-05 18:15