<9日の注目銘柄> =鳥貴族、丹青社、フジコーポなど

▽鳥貴族 <3193>
20年7月期第1四半期(19年8-10月)の単体業績は、売上高85億900万円(前年同期比4.6%減)、営業利益5億300万円(同3.7倍)。前期に行った20店舗の業績不振店の退店等により店舗数が10店舗純減となったこと、および19年10月の台風19号をはじめとする天候不順等により減収になったが、採算管理への徹底した取り組み、業績不振店の退店等による販管費の減少により、営業利益の上期予想8億4700万円(同2.4倍)に対する進ちょく率は59.4%となっている。また、同時に発表した20年7月期11月度の既存店売上高は前年同月比1.5%増と、18年7月期12月度の同0.4%増以来23カ月ぶりに前年同月実績を上回った。
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▽丹青社 <9743>
20年1月期第3四半期累計(19年2-10月)の連結業績は、売上高603億4400万円(前年同期比0.9%減)、営業利益44億7800万円(同30.7%増)。総じて良好な受注環境が継続する中、ホテルや大型スポーツ施設および大型商業施設等の案件が堅調に推移したことで「商業その他施設事業」が営業利益を30億7500万円(同85.1%増)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益の通期予想54億円(同7.5%増)に対する進ちょく率は82.9%となっている。
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▽フジ・コーポレーション <7605>
19年10月期の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の335億円から351億6000万円(前期比7.2%増)に、営業利益を28億3500万円から35億7000万円(同27.5%増)にそれぞれ引き上げている。8、9月のタイヤ値上げと10月の消費税増税前の駆け込み需要等の特需により、第 4 四半期(19年8-10月)の業績が好調に推移したことがその要因。
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▽アイル <3854>
20年7月期上期(19年8月-20年1月)および通期の連結業績予想を上方修正。上期は売上高を従来の61億1800万円から69億8000万円(前年同期比47.5%増)に、営業利益を7億5700万円から11億5000万円(同3.1倍)にそれぞれ増額。通期は売上高を115億3000万円から123億4200万円(前期比17.3%増)に、営業利益を12億円から15億1900万円(同59.7%増)に引き上げている。19年10月の消費税率の改定に伴う駆け込み需要や、20年1月のWindows7のサポート終了等によるWindows10への買い替え需要等による受注の好調が主な要因。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<9日の注目銘柄> =鳥貴族、丹青社、フジコーポなど
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2019-12-06 18:45