<12日の注目銘柄> =Hamee、クロスプラス、太洋基礎など

▽Hamee <3134>
20年4月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の109億4900万円から111億4100万円(前期比8.1%増)に、営業利益を10億9200万円から12億6900万円(同9.1%増)にそれぞれ引き上げている。国内コマース事業において、19年2月に市場投入した「iFace Reflection」シリーズのヒットと、18年モデルのiPhoneシリーズの値下げをきっかけに、卸販売および小売の実績が計画を大幅に超過。加えて、19年9月に発売されたiPhone11シリーズ向けのケースも好調に推移したことがその要因。20年4月期上期(19年5-10月)は、売上高54億1300万円(前年同期比16.7%増)、営業利益8億4200万円(同80.5%増)だった。
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▽クロスプラス <3320>
20年1月期の連結業績について、予想売上高は従来の620億円から590億円(前期比6.2%減)に減額したが、営業利益を3億円から5億5000万円(前期は2500万円)に引き上げている。第3四半期(19年8-10月)における、高気温による秋・冬物の立ち上がりの遅れや大型台風による影響で売上高は未達となるが、利益面は、アパレル卸売事業における主力工場の生産強化やアセアン工場の活用による原価低減が押し上げに働く見通し。20年1月期第3四半期累計(19年2-10月)は、売上高438億800万円(前期比6.5%減)で、営業利益は7億500万円(前期は5800万円)と、従来の通期予想を大きく超過した。
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▽太洋基礎工業 <1758>
20年1月期第3四半期累計(19年2-10月)の連結業績は、売上高88億7900万円(前年同期比12.6%増)、営業利益5億1300万円(同96.7%増)。「住宅関連工事」は営業利益が7500万円(同50.6%減)にとどまったが、「特殊土木工事等」が営業利益を4億1400万円(同4.6倍)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益の通期予想5億8500万円(前期比34.7%増)に対する進ちょく率は87.7%に達している。
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▽センコン物流 <9051>
上限3億円、45万株(自己株式を除く発行済株式数の9.53%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は19年12月12日-20年3月31日を予定。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するとともに、株主への利益還元の充実を図ることが目的。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<12日の注目銘柄> =Hamee、クロスプラス、太洋基礎など
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2019-12-11 17:30