<13日の注目銘柄> =HIS、オンコリスB、DWTIなど

▽エイチ・アイ・エス <9603>
19年10月期の連結業績は、売上高8085億1000万円(前期比11.0%増)、営業利益175億4000万円(同3.0%減)。増収・減益ではあるが、営業利益は従来予想を15億4000万円超過。「ハウステンボスグループ」は営業利益50億7500万円(同30.6%減)、「ホテル事業」は営業損益2億1700万円の赤字(前期は8億800万円の黒字)となったが、主力の「旅行事業」が営業利益を137億5400万円(前期比12.7%増)に伸ばして全体をけん引した。続く20年10月期は売上高9000億円(前期比11.3%増)、営業利益193億円(同10.0%増)と、2ケタの増収・増益を計画している。
◆
▽オンコリスバイオファーマ <4588>
同社と中外製薬 <4519>は、がんのウイルス療法「テロメライシン」に関し、19年4月8日にライセンス契約を締結しているが、現在進行中の臨床試験において事前に設定した基準を満たし、この契約に係わるマイルストーンを達成した旨、中外薬から通知を受けたと発表。今回の達成に伴い同社は中外薬から、この契約に基づく第1回マイルストーンとして5億円を受領する。
◆
▽デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 <4576>
19年12月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の5億円から5億8000万円(前期比98.6%増)に、営業損益を3000万円の黒字から1億1000万円の黒字(前期は7億8600万円の赤字)にそれぞれ引き上げている。眼科用治療剤DW-1001 のロート製薬 <4527> へのライセンスアウトによる契約一時金の計上、およびロイヤリティ収入等の好調な推移が主な要因。
◆
▽石原ケミカル <4462>
12月13日午前8時45分の東証自己株式立会外取引において、12日の終値1921円で上限13万株(自己株式を除く発行済株式数の1.59%)の買付け委託を行うと発表。資本効率の向上と経営環境の変化に応じた機動的な資本政策を遂行することが目的。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<13日の注目銘柄> =HIS、オンコリスB、DWTIなど
japan,company
2019-12-12 18:30