共英製鋼、朝方急落後に買い転換、業績修正でアク抜け感

 共英製鋼 <5440> が寄り付き直後に47円安の1746円まで売られた後、反転。午前10時52分には73円高(4.1%高)1866円まで買われている。  同社は15日引け後、前3月期における減損損失の計上と業績修正を発表した。  大阪工場において、生産設備、土地ほかの固定資産について26億円程度の減損損失を計上。また、今第3四半期よりベトナムの非連結子会社を連結化したことも含め、業績予想を修正したという。  前期の売上高は1580億円から1740億円(前々期比22.3%増)に増額。一方、営業利益は29億円から28億円(同35.5%減)に引き下げ、最終損益は15億円の黒字から8億円の赤字(前々期は20億6900万円の黒字)に転じている。配当予想については、従来計画を据え置いた。  共英製鋼の株価は、前日15日に年初来安値の1731円まで売られており、16日は悪材料出尽くし感による買いが入ったもようだ。(編集担当:片岡利文)
共英製鋼が寄り付き直後に47円安の1746円まで売られた後、反転。午前10時45分には65円高(3.6%高)1858円まで買われている。
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2014-04-16 10:45