ＨＩＯＫＩは１Ｑ決算が好感されて年初来高値に接近、後場も高値圏維持

　ＨＩＯＫＩ <6866> は１５日引け後に発表した１４年１２月期第１四半期の決算を好感した買いが先行して続伸した。一巡後も高値圏を維持しており、午後０時３３分には６８円高（４．４５％高）の１５９７円まで上昇。１月６日の年初来高値１６００円に急接近した。 　第１四半期の売上高は前年同期比１６．３％増の４０億２８００万円、営業利益は同３．２倍の５億３４００万円、純利益は同３．１倍の３億５８００万円だった。国内では電気測定器に対する設備需要が回復し、各製品の売上高が伸長した。また、円安の定着もあって海外売上高も堅調に推移。特に経済環境が安定した米国が大きく伸びた。 　６月中間期業績予想は売上高７７億円（前年同期比７．７％増）、営業利益６億８０００万円（同７２．５％増）、純利益４億４５００万円（同７１．１％増）と従来計画を据え置いたが、第１四半期の進ちょく率は営業利益で８割に迫った。（編集担当：宮川子平）