<25日の注目銘柄> =日本調剤、スギHD、ニューテックなど

▽日本調剤 <3341>
20年3月期の連結業績予想を修正。売上高は従来の2685億9900万円(前期比9.3%増)、営業利益は72億3100万円(同7.4%増)でそれぞれ据え置いたが、純利益を40億2000万円から60億400万円(同58.4%増)に引き上げている。京都市左京区の固定資産を譲渡することで、譲渡益65億7500万円を特別利益に計上する見込みとなった。
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▽スギホールディングス <7649>
20年2月期第3四半期累計(19年3-11月)の連結業績は、売上高3981億8300万円(前年同期比9.6%増)、営業利益201億3000万円(同12.6%増)。営業利益の通期予想280億円(前期比8.5%増)に対する進ちょく率は71.9%だが、第4四半期(19年12月-20年2月)の営業利益予想は計算上78億7000万円(前年同期比0.9%減)にとどまり保守的な印象。
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▽ニューテック <6734>
20年2月期の連結業績予想を修正。売上高は従来の31億5000万円(前期比11.4%増)で据え置いたが、営業利益を2億1600万円から2億6000万円(同24.4%増)に引き上げている。売上は概ね計画通りだが、利益率の高いハードウエアに付加価値を付けたAI(人工知能)・ディープラーニング、監視カメラ向けストレージサーバやアプライアンス製品が好調に推移した。
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▽日東紡績 <3110>
5G(第5世代通信規格)関連の需要増に対応し、プリント配線基板用のスペシャル硝子の国内ヤーン生産設備を増強することを決議。
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▽川口化学工業 <4361>
19年11月期の連結業績予想を修正。売上高は従来の76億円から74億8800万円(前期比1.5%減)に減額したが、営業利益を1億5000万円から1億9000万円(同21.8%減)に引き上げている。売上高は、自動車関連における中国をはじめ東南アジア地区の減速を主因に未達となるが、利益面は技術的優位性を持つ製品の伸長、生産効率の向上による原価低減等が押し上げに働く。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<25日の注目銘柄> =日本調剤、スギHD、ニューテックなど
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2019-12-24 17:45