日経平均終値は420円高、ソフトバンクが8%超の上昇
16日の日経平均株価終値は、420円87銭高の1万4417円68銭と大幅続伸となった。
寄り付きの日経平均は、前日のNYダウが89ドル高と強含んだことや、為替の円安進行が好感され、130円高の1万4126円でスタート。その後は中国の1―3月GDPが予想の範囲内で落ち着き、中国株が堅調となったことで日本株にも買い安心感が広がり、全面高商状に。国内要因ではGPIFによる株式購入期待なども好感され、日経平均の上げ幅は大引け前に400円を超えた。
個別では、アリババの好決算が明らかとなったことで、同社に出資するソフトバンク <9984> が8.5%高と急伸。ネット関連株がそろって動意づいた。また、ゲームの人気が話題となったKLab <3656> や、SIMサービスの拡大を発表したフリービット <3843> 、前3月期の営業益予想を大幅上方修正したダイハツディーゼル <6023> などがストップ高をつけている。
ほかにも、1Qの好決算が好感されたHIOKI <6866> 、前期営業利益が増額見通しとなった住石ホールディングス <1514> 、減損損失の計上で悪材料出尽くし感が浮上した共英製鋼 <5440> などが大幅高。3Dプリンター関連でMUTOHホールディングス <7999> 、海運の業績好調報道で日本郵船 <9101> なども高い。
業種別では、全33業種が上昇。ノンバンク、鉱業、パルプ・紙、情報通信、証券、不動産株などが強い動きをみせた。(編集担当:片岡利文)
16日の日経平均株価終値は、420円87銭高の1万4417円68銭と大幅続伸となった。
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2014-04-16 14:15