<10日の注目銘柄> =カルナバイオ、SHIFT、毎コムネットなど

▽カルナバイオサイエンス <4572>  19年12月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の30億3800万円から32億600万円(前期比3.3倍)に、営業損益を3億1300万円の黒字から9億6800万円の黒字(前期は11億4400万円の赤字)にそれぞれ引き上げている。「創薬支援事業」において、米国および中国を中心にキナーゼタンパク質およびアッセイキットの販売やプロファイリングサービスの受託が計画を上回って好調に推移したことが主な要因。    ◆ ▽SHIFT <3697> 20年8月期第1四半期(19年9-11月)の連結業績は、売上高60億9800万円(前年同期比54.2%増)、営業利益5億9500万円(同86.8%増)。従来より注力業界としていた金融・流通業界加え、製造業・通信業などの顧客に対して長期的な関係構築を視野に入れたプロジェクトへの参画が進む中、「エンタープライズ市場」が営業利益を10億5000万円(同20.2%増)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益の上期(19年9月-20年2月)予想9億円(前年同期比86.0%増)に対する進ちょく率は66.1%となっている。   ◆ ▽毎日コムネット <8908>  20年5月期上期(19年6-11月)の連結業績は、売上高92億600万円(前年同期比10.0%増)、営業利益8億9700万円(同34.6%増)。「不動産ソリューション事業」が営業利益10億4500万円(同6.8%増)と順調に推移する中、「学生生活ソリューション事業」が、就活ルールの廃止に伴う企業の採用活動の早期化傾向を背景に、営業利益を2億1300万円(同5.4倍)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益は従来予想を2900万円超過した。   ◆ ▽ディスコ <6146>  20年3月期第3四半期(19年10-12月)の個別出荷額は307億1600万円で、前年同期比6.2%増、前四半期比14.2%増。精密加工装置は、OSAT(Outsourced Semiconductor Assembly and Test)等から引き合いが見られたことで、ブレードダイサを中心に前四半期から増加。消耗品の精密加工ツールの出荷も顧客の設備稼働率上昇に伴って堅調に推移した。   ◆ ▽コジマ <7513>  20年8月期第1四半期(19年9-11月)の単体業績は、売上高649億8700万円(前年同期比13.0%増)、営業利益9億3100万円(同4.4倍)。家電小売業界において、消費税増税前の駆け込み需要が生じたこと等により冷蔵庫や洗濯機など白物家電のほか、テレビやパソコン、ゲーム等が好調に推移する中、営業利益は上期(19年9月-20年2月)予想の10億円(同58.1%減)に接近している。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <10日の注目銘柄> =カルナバイオ、SHIFT、毎コムネットなど
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2020-01-09 18:15