<22日の注目銘柄> =東製鉄、イワブチ、サンウッドなど

▽東京製鉄 <5423>
20年3月期第3四半期累計(19年4-12月)の単体業績は、売上高1400億5100万円(前年同期比9.3%減)、営業利益143億4800万円(同28.7%増)。減収ではあったが、製品出荷単価の下落が想定より小幅にとどまった一方、主原料の鉄スクラップの購入単価が一時3年ぶりの安値水準まで低下する中、大幅増益を達成した。これを踏まえ会社側は通期予想について、売上高は従来の1830億円から1800億円(前期比13.1%減)に減額したが、営業利益を140億円から170億円(同6.1%増)に引き上げ一転して増益としている。
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▽イワブチ <5983>
20年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の97億900万円から97億4300万円(前期比1.2%減)に、営業利益を1億8100万円から4億9400万円(同2.7倍)にそれぞれ引き上げている。売上高はほぼ想定線だが、各部門の事業活動プロセスを見直し、業務改善・プロセス改革活動を推進したことで、営業利益は計画を大幅に超過する見通しとなった。
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▽サンウッド <8903>
20年3月期の単体業績予想を修正。売上高は従来の128億円から109億円(前期比4.3%減)に減額したが、営業利益を5億500万円から7億8000万円(同85.3%増)に引き上げている。売上高は計画未達だが、新規事業としてスタートしている一棟収益物件の商業ビルWHARFシリーズが、「WHRAF赤坂」、「WHRAF恵比寿」ともに想定を上回って好調に推移していることが利益の押上げに働く見通し。
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▽ケア21 <2373>
上限3億円、20万株(自己株式を除く発行済株式数の4.4%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は20年2月3日-20年5月15日。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行し、資本効率の向上を図ることが目的。
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▽植松商会 <9914>
20年3月期第3四半期累計(19年4-12月)において900万円の特損を計上する一方、第4四半期(20年1-3月)には投資有価証券売却益7800万円を特別利益として計上する予定。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<22日の注目銘柄> =東京製、イワブチ、サンウッドなど
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2020-01-21 17:30