イントランス、中期経営計画を開示、今期は復配も予定
イントランス <3237> は16日引け後、中期経営計画を開示。最終年度の17年3月期で売上高110億円、営業利益20億円、純利益12億円(14年3月期の計画は売上高28億円、営業利益5億円、純利益2億8000万円)を目標に掲げた。ROEは42%(同19.7%)を目指す。また、配当性向を30%とし、15年3月期には復配を予定している。
1月1日時点で公示地価は東京、大阪、名古屋の三大都市圏平均で住宅地、商業地とも上昇に転換。商業地はすべての都道府県で下落率が縮小した。また、アベノミクスによる景気回復、耐震建替え需要、震災からの復興需要もあって不動産市場の回復基調も鮮明。2020年には東京オリンピック・パラリンピックの開催も控え、不動産投資の拡大が見込まれる。
こうした外部環境の変化を踏まえ、自己保有も視野に入れ、積極投資で収益拡大を図るほか、市場からの資金調達なども含めて財務の安定性を強化。金融ノウハウの活用で大型プロジェクトにも参入する方針。また、提携企業との連携強化やM&Aも積極的に進めるとした。
16日終値は6円高の204円。(編集担当:宮川子平)
イントランスは16日引け後、中期経営計画を開示。
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2014-04-16 16:45