<27日の注目銘柄> =建設技研、未来工業、ピーシーエーなど

▽建設技術研究所 <9621>
19年12月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の620億円から625億円(前期比6.9%増)に、営業利益を35億5000万円から42億5000万円(同39.5%増)にそれぞれ引き上げている。受注の増加に伴う売上高の増加と業務の効率的な実施による原価率の改善が主な要因。
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▽未来工業 <7931>
20年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の363億400万円から372億8600万円(前期比3.5%増)に、営業利益を33億2300万円から38億2100万円(同2.1%減)にそれぞれ引き上げている。売上高は、活況な都市再開発などを背景に関東地方を中心とした受注活動が順調に推移したことに加え、公立小中学校の空調設備工事における特需が主な要因。利益面は、増収効果と高付加価値製品の増加が押上げに働く見通し。20年3月期第3四半期累計は、売上高290億円(前年同期比4.7%増)、営業利益34億1300万円(同3.9%増)だった。
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▽ピー・シー・エー <9629>
20年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の134億400万円から138億6400万円(前期比21.2%増)に、営業利益を24億500万円から26億400万円(同2.1倍)にそれぞれ引き上げている。消費税改正、Windows7のサポート終了に関するソフトウェアの需要について、上期(19年4-9月)までである程度終了し、第3四半期(10-12月)以降は需要の減少を見込んでいたが、想定に反して需要が予算を超過した。
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▽ヒガシトゥエンティワン <9029>
20年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の240億円から250億円(前期比6.4%増)に、営業利益を8億9600万円から10億6000万円(同19.7%増)にそれぞれ引き上げている。19年10月に開設したグループ最大の物流センター(東大阪)の初期投資費用(募集・研修関連費用や倉庫内設備・消耗品等)が発生するものの、ITサポート事業において20年1月14日のWindows7サポート終了に対応するWindows10移行作業の受注が想定を大きく上回ったことが主な要因。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<27日の注目銘柄> =建設技研、未来工業、ピーシーエーなど
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2020-01-24 18:30