<30日の注目銘柄> =日車輌、アドバンテス、ビオフェルなど

▽日本車輌製造 <7102>
20年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の910億円から930億円(前期比2.0%増)に、営業利益を38億円から53億円(前期比37.6%減)にそれぞれ引き上げている。「建設機械事業」が想定を超えて堅調に推移していることがその要因。
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▽アドバンテスト <6857>
20年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の2470億円から2700億円(前期比4.4%減)に、営業利益を450億円から560億円(同13.4%減)にそれぞれ引き上げている。減速が続いたメモリ半導体用試験装置市場について、デバイス市況の改善感やメモリ半導体の性能向上を背景に持ち直し感がみられることがその要因。
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▽ビオフェルミン製薬 <4517>
20年3月期第3四半期累計(19年4-12月)の単体業績は、売上高93億3000万円(前年同期比7.8%増)、営業利益27億6800万円(同12.8%増)。主力の「新ビオフェルミンS」が売上高を58憶4100万円(同8.2%増)に伸ばす中、2ケタ増益を達成した。これを踏まえ通期予想について、売上高を従来の117億円から119億5000万円(前期比3.5%増)に、営業利益を24億8000万円から28億円(同12.1%減)にそれぞれ引き上げている。
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▽ヤマト <1967>
20年3月期第3四半期累計(19年3月21日-12月20日)の連結業績は、売上高380億1100万円(前年同期比14.5%増)、営業利益29億5600万円(同51.4%増)。独自の技術・商品を活用した積極的な営業活動、生産システムの合理化等、業態変革を図る中、営業利益は通期(19年3月21日-20年3月20日)予想の29億8000万円(前期比2.7%減)に肉薄している。
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▽東京自働機械製作所 <6360>
20年3月期の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の100億円から115億円(前期比1.3%減)に、営業利益を4億円から6億5000万円(前期比5.3%増)にそれぞれ引き上げ一転して増益を見込んでいる。包装機械部門は、設備投資需要が旺盛な菓子・食品業界向けをはじめとして全般的に堅調に推移しており、生産機械事業においても、主要顧客の積極的な設備投資が継続している。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<30日の注目銘柄> =日車輌、アドバンテス、ビオフェルなど
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2020-01-29 18:30