<31日の注目銘柄> =富士通、きんでん、アンリツなど

▽富士通 <6702>  20年3月期の連結業績予想(IFRS)を上方修正。売上収益を従来の3兆8000億円から3兆8500億円(前期比2.6%減)に、営業利益を1600億円から2000億円(同53.6%増)にそれぞれ引き上げている。同時に取得期間20年2月3日-21年2月2日の予定で上限500億円、550万株(自己株式を除く発行済株式数の2.71%)の自社株買いを実施すると発表。   ◆ ▽きんでん <1944>  20年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の5600億円から5750億円(前期比10.3%増)に、営業利益を404億円から423億円(同4.8%増)にそれぞれ引き上げている。同時に取得期間20年2月3日-21年1月29日の予定で上限200億円、1200万株(自己株式を除く発行済株式数の5.53%)の自社株買いを実施すると発表。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行し、資本効率および株主価値の向上を図ることが目的。   ◆ ▽アンリツ <6754>  20年3月期の連結業績予想(IFRS)を上方修正。売上収益を従来の1030億円から1050億円(前期比5.4%増)に、営業利益を115億円から155億円(同37.8%増)にそれぞれ引き上げている。主力の「計測事業」において、5G(第5世代移動通信システム)関連のモバイル市場向け開発用計測器需要が想定以上に順調に推移していることがその要因。   ◆ ▽アイネス <9742>  20年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の420億円から425億円(前期比11.4%増)に、営業利益を20億円から30億円(同38.3%増)にそれぞれ引き上げている。売上高は、主に公共分野における各種の法改正案件や福祉系システム案件の好調が主な要因。利益面は、開発・運用業務における稼働率向上、グループ会社におけるBPO(ビジネス・プロセル・アウトソーシング)事業の採算改善、営業費用で見込んでいたオフィス移転コストの削減などが押し上げに働く見通し。   ◆ ▽豆蔵ホールディングス <3756>  MBO(マネジメント・バイアウト)の一環として行われる「K2TOPホールディングス」による同社株式の公開買付けに賛同し、同社の株主に公開買付けへの応募を推奨する決議をしたと発表。買い付け期間は20年1月31日-20年3月16日で、買い付け価格は1885円。   ◆ ▽野村総合研究所 <4307>  20年3月期の連結営業利益予想を従来の720億円から740億円(前期比4.8%減)に上方修正。   ◆ ▽日本M&Aセンター <2127>  20年3月期第3四半期累計(19年4-12月)の連結営業利益は128億5300万円(前年同期比18.7%増)で、通期予想の135億円(前期比7.7%増)に対する進ちょく率は95.2%。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <31日の注目銘柄> =富士通、きんでん、アンリツなど
japan,company
2020-01-30 18:45