<4日の注目銘柄> =レンゴー、山一電機、岩崎電など

▽レンゴー <3941>  20年3月期の連結業績予想を修正。売上高は従来の7000億円から6850億円(前期比4.9%増)に減額したが、営業利益を350億円から410億円(同62.1%増)に引き上げている。台風、長雨など天候不順や、中国における景気減速等の影響により売上高は計画未達となるが、利益面は、開発製品を中心とした積極的な提案型営業の推進による採算の改善、連結子会社の増加、古紙価格が想定を下回っていることなどが押し上げに働く見通し。   ◆ ▽山一電機 <6941>  20年3月期の連結業績予想を修正。売上高は従来の275億円(前期比4.2%増)で据え置いたが、営業利益を28億円から33億円(同13.5%増)に引き上げ、一転して増益を見込んだ。売上高は計画線だが、利益面は「テストソリューション事業」の増収に伴う収益改善と、「コネクタソリューション事業」における生産性の改善をはじめとした原価低減および固定費の改善等が押し上げに働く見通し。20年3月期第3四半期累計(19年4-12月)は、売上高204億5400万円(前年同期比1.8%減)、営業利益25億5700万円(同6.1%減)だった。   ◆ ▽岩崎電気 <6924>  20年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の570億円から580億円(前期比7.4%増)に、営業利益を18億円から26億円(同78.3%増)にそれぞれ引き上げている。「照明事業」において、主に国内の屋外照明機器が好調に推移していること、および「光・ 環境事業」で情報機器関連が計画を上回る見込みとなったことがその要因。20年3月期第3四半期累計(19年4-12月)は、売上高387億200万円(前年同期比7.4%増)、営業利益16億1800万円(前年同期は1億4700万円)だった。   ◆ ▽スターゼン <8043>  20年3月期の連結業績予想を修正。売上高は従来の3480億円から3460億円(前期比1.5%減)に減額したが、営業利益を26億円から41億円(同14.4%減)に引き上げている。売上高は未達だが、食肉関連事業における年末の販売が堅調に推移し利益率の改善が進んだ。   ◆ ▽オリジナル設計 <4642>  19年12月期の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の63億円から63億3800万円(前期比1.3%増)に、営業利益を6億5000万円から8億円(同20.2%減)にそれぞれ引き上げている。売上高はほぼ計画線だが、利益面はプロジェクト毎の適切な予算管理および工程管理による生産性の向上、並びに原価低減等が押し上げに働いた。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <4日の注目銘柄> =レンゴー、山一電機、岩崎電など
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2020-02-03 18:00