<6日の注目銘柄> =スクエニHD、パンパシI、フジHDなど

▽スクウェア・エニックス・ホールディングス <9684>
20年3月期第3四半期累計(19年4-12月)の連結業績は、売上高1897億1500万円(前年同期比4.4%増)、営業利益277億7000万円(同2.2倍)。主力の「デジタルエンタテインメント事業」において、家庭用ゲーム機向けタイトルは減収で営業損失となったが、スマートデバイス・PCブラウザ等をプラットフォームとしたコンテンツは、「ロマンシング サガ リ・ユニバース」や19年9月に配信を開始した「ドラゴンクエストウォーク」が好調で増収・増益。多人数参加型オンラインロールプレイングゲームは、「ファイナルファンタジーXIV」と「ドラゴンクエストX」の拡張パッケージ発売、それに伴う課金会員者数の増加で増収・増益となり、同事業として営業利益は295億1500万円(同93.6%増)に増大。連結営業利益は通期予想の240億円(前期比2.6%減)を超過している。
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▽パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス <7532>
20年6月期上期(19年7-12月)の連結業績は、売上高8587億8900万円(前年同期比67.3%増)、営業利益451億1300万円(同50.3%増)。天候不順や消費税率の引き上げが顧客の消費行動に大きな影響を及ぼす厳しい商況だったが、顧客心理に向き合った商品施策を講じたことに加え、前期に連結化したユニーグループとの事業シナジーが随所で出現し始める中、大幅な増収・増益を達成。連結業績は売上高で187億8900万円、営業利益で91億1300万円、それぞれ従来予想を超過した。これを踏まえ通期の予想売上高を1兆6600億円から1兆6700億円(前期比25.7%増)に、営業利益を680億円から720億円(同14.1%増)に引き上げている。
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▽フジ・メディア・ホールディングス <4676>
20年3月期第3四半期累計(19年4-12月)の連結業績は、売上高4779億3600万円(前年同期比6.6%増)、営業利益247億1700万円(同14.0%増)で、営業利益の通期予想285億円(前期比17.9%減)に対する進ちょく率は86.7%。
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▽京阪ホールディングス <9045>
20年3月期第3四半期累計(19年4-12月)の連結業績は、営業収益2469億3200万円(前年同期比8.9%増)、営業利益314億3700万円(同23.6%増)で、営業利益の通期予想343億円(前期比1.7%増)に対する進ちょく率は91.6%。
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▽プロパティエージェント <3464>
20年3月期第3四半期累計(19年4-12月)の単体業績は、売上高164億9300万円(前年同期比21.5%増)、営業利益17億3400万円(同63.4%増)で、営業利益の通期予想18億円(前期比4.0%増)に対する進ちょく率は96.3%。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<6日の注目銘柄> =スクエニHD、パンパシI、フジHDなど
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2020-02-05 18:30