<17日の注目銘柄> =TYK、ベルテクス、SREHDなど

▽TYK <5363>
20年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の267億8000万円から277億円(前期比1.9%増)に、営業利益を30億3000万円から34億円(同1.2%減)にそれぞれ引き上げている。耐火物関連事業全般の堅調な推移に加え、新素材関連商品および高付加価値商品の販売が予想を上回っていることが主な要因。20年3月期第3四半期累計(19年4-12月)は、売上高217億6500万円(前年同期比5.2%増)、営業利益29億4100万円(同6.9%減)だった。
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▽ベルテクスコーポレーション <5290>
20年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の370億円から385億円(18年10月1日に共同株式移転により設立されたため増減比較はない)に、営業利益を29億円から34億円にそれぞれ引き上げている。「コンクリート事業」における原材料高騰による生産コストおよび運搬費の上昇が想定を下回ったこと、および比較的低採算だった製品群の売価や生産体制を見直した効果が想定を上回ったこと、加えて「パイル事業」、「防災事業」も好調に推移しているのがその要因。
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▽SREホールディングス <2980>
20年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の38億1300万円から41億300万円(前期比41.7%増)に、営業利益を6億2900万円から6億9300万円(同62.6%増)にそれぞれ引き上げている。「AIソリューション事業」において、不動産業界で実績のあるAIアルゴリズムの他業界への本格展開により、銀行、証券、電力、インターネットなど横展開が計画以上に伸長していること、「ITプラットフォーム事業」においてWeb集客効率が計画以上に推移していること、「不動産事業」における取扱物件の平均単価アップが順調に進んでいることなどがその要因。
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▽ジェーシー・コムサ <2876>
20年3月期の単体業績予想を修正。売上高は従来の180億円(前期比2.5%増)で据え置いたが、営業利益を7億5000万円から9億3000万円(同19.2%増)に引き上げている。売上高は想定線だが、利益面は、全社的な経費削減への取り組み、食料品事業における高付加価値商品の販売強化、生産効率の向上による製造コストの減少等が押し上げに働く見通し。20年3月期第3四半期累計(19年4-12月)は、売上高138億2100万円(前年同期比2.7%増)、営業利益9億400万円(同33.5%増)だった。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<17日の注目銘柄> =TYK、ベルテクス、SREHDなど
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2020-02-14 18:30