日経平均は朝安後に一時プラス転換、キヤノンやダイキンが高い
17日の日経平均株価は前日比21円73銭安の1万4395円95銭で寄り付いた。ドル・円は102円台前半でこう着するなど手掛かり材料に乏しく、日経平均は前日大幅高の反動もあり、朝方の時点ではさえない動きとなった。ただ、その後は下げ幅を縮小し、プラスに転じる場面もみられる。
個別では、14年1―3月で営業益5割増と伝わったキヤノン <7751> や、リチウムイオン電池の新素材開発が報じられたダイキン工業 <6367> などが買われている。ソニー <6758> の子会社が保有株を売却したスクウェア・エニックス・ホールディングス <9684> も急伸。筆頭株主による株式売却の申し入れに伴う自己株式の公開買い付けを発表したライフコーポレーション <8194> も高い。
半面、国内証券による投資判断の引き下げが観測されたホンダ <7267> が軟調。CB発行を発表したライオン <4912> も下落している。14年3月期業績予想を下方修正したWDI <3068> の上値も重い。前日に急伸したユーグレナ <2931> も売られた。(編集担当:宮川子平)
17日の日経平均株価は前日比21円73銭安の1万4395円95銭で寄り付いた。
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2014-04-17 09:15