日経平均は85円高スタート、1万6000円に急接近
24日の日経平均株価は、85円48銭高の1万5955円90銭でのスタート。1万6000円に急接近している。
前日のNYダウは73ドル高となり、最高値を更新。外国為替市場ではドルが104円台と円安が再度進行しており、輸出株の買いにつながった。
個別株では、今3月期の利益予想を上方修正した三菱自動車 <7211> が買い気配でスタート。今3月期予想を大幅上方修正したNECキャピタルソリューション <8793> 、東日本ガス <9544> などの完全子会社化を発表した日本瓦斯 <8174> 、今12月期の業績上方修正と復配を発表した東光 <6801> も買い気配となっている。
一方、すい臓がん治療薬の臨床試験を中止すると発表したオンコセラピー・サイエンス(OTS) <4564> が売り気配。シェールガス事業に関して特別損失を計上すると発表し、業績予想を修正した大阪ガス <9532> は売りが先行している。
また、LPG事業の統合が報じられた銘柄ではコスモ石油 <5007> が上昇、東燃ゼネラル石油 <5012> は小幅高、昭和シェル石油 <5002> は小幅安でスタート。上限50万株の自社株買いを発表したウェブクルー <8767> は小幅安で推移しており、DNAチップを利用した病気診断の研究を拡大との報道のあった東レ <3402> も小動きとなった。 (編集担当:片岡利文)
24日の日経平均株価は、85円48銭高の1万5955円90銭でのスタート。1万6000円に急接近している。
japan,economic
2013-12-24 08:30