ビューティガレージは来期の増益転換に焦点が移行する

  ビューティガレージ <3180> (東マ)の調整が長引いている。昨年5月24日の高値5320円に対し、直近の株価水準は1700円台。株価水準は十分に下げ、高値からの整理期間も1年近くを経過、調整は完全に行き届いている状況だ。   業績の足踏みが株価調整の要因。今2014年4月期の第3四半期累計決算は、売上げ45億4900万円(前年同期比21.2%増)、営業利益1憶1800万円(同39.3%減)となった。4月通期では売上げ63億3500万円(前期比19.8%増)、営業利益2億1600万円(同30.7%減)を見込んでいる。   同社は、理美容室、エステサロン、ネイルサロンといった美容業界を主要顧客に、物販、店舗設計などを行い、プロ向け理美容商材卸通販サイト「BEAUTY GARAGE Online Shop」も運営している。   第3四半期の通販サイトの登録会員数は前年同期に比べ、24%増の19万5082口座、アクティブユーザ(過去1年間に1回以上購入)も同24%増の6万2309口座と順調に増加。リピート率の高い化粧品や消耗品の売れ行きも好調だった。   売上げ増にも関わらず減益となったのは、東京本社総合ショールームの開設や各種美容業界イベントへの出展、カタログ通販誌の強化など積極的なプロモーションの実施で販管費が膨らんだことによるもの。それも将来の成長へ向けての戦略の一環である。   従って、今期の減益は一時的なものと想定される。今期の四半期ベースの営業利益は第1四半期2400万円、第2四半期3200万円に対し、第3四半期6200万円、そして第4四半期は9800万円に、時間を追って回復感を強めている。来期の増益に焦点が移りつつある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
ビューティガレージ<3180>(東マ)の調整が長引いている。昨年5月24日の高値5320円に対し、直近の株価水準は1700円台。
economic
2014-04-17 09:30