<3日の注目銘柄> =サムコ、ゼネパッカー、ワークマンなど

▽サムコ <6387>
20年7月期上期(19年8月-20年1月)の単体業績予想を修正。売上高は従来の30億円から29億2200万円(前年同期比5.4%増)に減額したが、営業利益を3億3500万円から4億6000万円(同63.7%増)に引き上げている。売上高は若干の未達だが、利益面は、海外市場における収益性の高い製品の販売、工場の安定稼働による生産性向上、経費の増加抑制努力などが押し上げに働いた。
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▽ゼネラルパッカー <6267>
20年7月期上期(19年8月-20年1月)の連結業績は、売上高50億3300万円(前年同期比30.8%増)。営業利益5億200万円(同39.3%増)。売上高はほぼ想定線だが、包装機械事業において主力のメカトロハイスペック包装機を中心とした原価低減の効果で売上総利益率が計画を超えて上昇する中。営業利益は計画を1億3300万円超過した。これを踏まえ会社側は通期予想について、売上高は従来の89億円(前期比6.9%増)で据え置いたが、営業利益を5億9100万円から7億円(同5.6%減)に引き上げている。
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▽ワークマン <7564>
20年3月期2月度の売上高は、既存店が前年同月比27.3%増で、全店は同32.9%増。寒暖の差が大きかったことで防水防寒ウエアやウォームパンツなど防寒衣料が好調に推移。また通年商品の超撥水ストレッチシリーズや人気ブロガーコラボ企画第2弾の「コットンキャンパー」も売上をけん引した。
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▽伊藤園 <2593>
20年4月期第3四半期累計(19年5月-20年1月)の連結業績は、売上高3792億1400万円(前年同期比2.5%減)、営業利益178億5200万円(同8.6%増)。減収ではあったが、売上総利益率が48.1%と同1.0ポイント上昇した一方、販管費比率が43.4%と同0.6ポイントの上昇にとどまったことにより、営業増益を確保した。営業利益の通期予想230億円(前期比0.8%増)に対する進ちょく率は77.6%で、第4四半期(20年2-4月)の営業利益予想は計算上51億4800万円(前年同期比19.3%減)となっている。
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▽あすか製薬 <4514>
20年6月16日に創立100周年を迎えることを記念して、20年3月期末配当において一株当たり3円の記念配当を実施すると発表。これにより期末の配当予想を従来の7円から10円(前期は7円)に引き上げ、年間17円(前期は14円)配当とした。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<3日の注目銘柄> =サムコ、ゼネパッカー、ワークマンなど
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2020-03-02 18:15