<9日の注目銘柄> =鳥貴族、ケア21、日セラミクなど

▽鳥貴族 <3193>
20年7月期上期(19年8月-20年1月)の単体業績は、売上高174億1000万円(前年同期比2.4%減)、営業利益13億5800万円(同3.8倍)。売上高は、第1四半期(8-10月)に台風の影響があったものの、新商品やキャンペーン、忘新年会シーズンの食べ飲み放題プラン「トリキ晩餐会」の利用増により従来予想を600万円超過。営業利益はアメーバ経営の取り組みによる店舗運営経費等の抑制により、5億1100万円上回った。
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▽ケア21 <2373>
20年10月期第1四半期(19年11月-20年1月)の連結業績は、売上高83億100万円(前年同期比11.1%増)、経常利益2億3000万円(同90.2%増)。「在宅系介護」が経常利益3億3000万円(同17.4%増)と順調に推移する中、「施設系介護」が経常利益を2億6200万円(同59.0%増)に伸ばして全体をけん引。連結経常利益は上期(19年11月-20年4月)予想の1億5000万円(同59.9%減)を超過している。
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▽日本セラミック <6929>
上限10億円、50万株(自己株式を除く発行済株式数の1.9%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は20年3月9日-6月30日を予定。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行および資本効率の向上を図ると共に、株主への利益還元を充実させることが目的。
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▽マルマエ <6264>
上限2億円、25万株(自己株式を除く発行済株式数の1.9%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は20年3月9日-4月10日を予定。機動的な資本政策の一環として、資本効率の向上を図ることが目的。
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▽丹青社 <9743>
20年1月期の連結業績予想を修正。売上高は従来の840億円から816億円(前期比1.3%減)に減額したが、営業利益を54億円から56億7000万円(同12.8%増)に引き上げている。売上高は、市場環境は良好だったものの、主に「商業その他施設事業」が計画未達となる見通し。利益面は収益性重視の受注活動が奏功した。
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▽ミスターマックス・ホールディングス <8203>
20年2月期2月度の売上高は、既存店が前年同月比13.4%増で、全店は同12.7%増。2月20日から開始した決算セールが好調で、食品や洗剤、ペット用品などの日用消耗品のほか、テレビや理美容家電、電動アシスト自転車などの高額商品も伸長。また、新型コロナウイルスの影響で、衛生用品や紙製品なども売上を伸ばした。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<9日の注目銘柄> =鳥貴族、ケア21、日セラミクなど
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2020-03-06 17:30