<31日の注目銘柄> =ビジ太田昭和、ジェーソン、ダイケンなど

▽ビジネスブレイン太田昭和 <9658>
20年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の260億円から286億円(前期比15.2%増)に、営業利益を17億5000万円から19億8000万円(同14.9%増)にそれぞれ引き上げている。コンサルティング・システム開発事業において販売価額の改善や品質改善への取り組み等により利益率が向上したこと、マネージメントサービス(BPO)事業において生産性の向上や費用構造の改善が進んだことが主な要因。なお、新型コロナウイルスの感染拡大による当社業績への影響は、現時点において軽微としている。
同時に、20年6月30日を基準日として、1株に付き2株の株式分割を実施すると発表。投資単位当たりの金額を引き下げることで、投資しやすい環境を整え、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的。
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▽ジェーソン <3080>
20年2月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の240億円から243億6800万円(前期比4.2%増)に、営業利益を5億7000万円から7億4600万円(同12.3%増)にそれぞれ引き上げている。上期(19年3-8月)の業績はほぼ計画通りに推移し、下期(19年9月-20年2月)は、顧客ニーズに積極的に商品供給したことが奏功した。
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▽ダイケン <5900>
20年2月期の単体業績予想を修正。売上高は従来の110億円から106億9000万円(前期比1.0%減)に減額したが、営業利益を3億2000万円から4億200万円(同59.5%増)に引き上げている。主力の建築関連製品における、消費税増税による反動減や慢性的な職人不足による工期遅延などの影響で売上高は未達となるが、利益面は、営業活動の効率化、輸送ルートや運送業者の見直しによる輸送費の削減、一部製品の値上げ
や比較的利益率の高い製品への注力が押し上げに働く。
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▽プロパティデータバンク <4389>
上限1億円、17万株(自己株式を除く発行済株式数の2.91%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は20年4月1日-6月30日を予定。株主還元の強化および資本効率の向上を図るとともに、経営環境の変化に対応した機敏な資本政策を遂行することが目的。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<31日の注目銘柄> =ビジ太田昭和、ジェーソン、ダイケンなど
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2020-03-30 18:15