米系証券がキヤノンの業績観測記事に「一喜一憂すべきでない」と指摘
キヤノン <7751> は、17日付日本経済新聞による業績観測記事を材料に、一時82円高の3260円を付けた。
ただ、ゴールドマン・サックス証券は17日付リポートで、第2四半期(4―6月)以降、実質減益トレンドに回帰するとの見方を示している。
ゴールドマン証は、報道が事実とすれば、第2四半期以降は駆け込み需要の反動が懸念されるほか、前年のハードルが一段とあがると指摘。報道では「通期の営業益予想を数十億円引き上げる公算が大きい」としたが、同証券は第1四半期の時点で数十億円の業績のブレは誤差の範囲内で、一喜一憂すべきではないとした。
同証券では投資判断「売り」を継続している。(編集担当:宮川子平)
キヤノンは、17日付日本経済新聞による業績観測記事を材料に、前場は82円高の3260円を付けた。
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2014-04-17 13:15