<14日の注目銘柄>=コスモス薬、プロパスト、エヌピーシーなど

▽コスモス薬品 <3349>
20年5月期第3四半期累計(19年6月-20年2月)の連結業績は、売上高4928億7700万円(前年同期比9.4%増)、営業利益194億3400万円(同7.8%増倍)。自社競合による一時的な収益性の低下も厭(いと)わず、新規出店を積極的に行う中、営業利益の通期予想248億円(前期比0.1%増)に対する進ちょく率は78.4%増と順調に推移。第4四半期(3-5月)の営業利益予想は計算上53億6600万円(前年同期比20.5%減)にとどまり保守的な印象。
同時に、20年5月31日を基準日として、1株に付き2株の株式分割を実施すると発表。投資単位あたりの金額を引き下げることにより、より投資しやすい環境を整え、株式の流動性の向上および投資家層の拡大を図ることが目的。
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▽プロパスト <3236>
20年5月期の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の189億5000万円から236億4900万円(前期比31.4%増)に、営業利益を11億3900万円から15億4200万円(同11.9%増)にそれぞれ引き上げている。賃貸開発事業とバリューアップ事 業において売却が想定以上に進捗したことがその要因。20年5月期第3四半期累計(19年6月-20年2月)は、売上高204億1400万円(前年同期比43.6%増)、営業利益16億2800万円(同28.0%増)だった。
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▽エヌ・ピー・シー <6255>
20年8月期上期(19年9月-20年2月)の連結業績は、売上高21億9400万円(前年同期比7.6%増)、営業利益1億6400万円(同31.6%減)。売上高はほぼ想定線だが、主に研究開発費、人件費、貸倒引当金等の販売管理費が予定よりも減少したことにより、営業利益は従来予想を9400万円超過した。
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▽トライステージ <2178>
13日引け後に、13日の終値246円で、14日午前8時45分の東証自己株式立会外取引において上限225万株(自己株式を除く発行済株式数の8.25%)の自己株式の買付委託を行うと発表。同社の取締役かつ主要株主である妹尾勲氏が、所有する同社株式の一部を売却する意向を有しており、売却による株式市場での需給への影響を回避するとともに、資本効率の向上および株式価値の向上を図ることが目的。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<14日の注目銘柄>=コスモス薬、プロパスト、エヌピーシーなど
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2020-04-13 18:30