日経平均は小幅安、TOPIXはプラスを維持
17日の日経平均株価は前日比15銭安の1万4417円53銭と3日ぶりに小反落して取引を終えた。前日大幅高の反動で利益確定売りが優勢となった。ドル・円が102円を割り込むなど弱含んだことも重し。ただ、先物への買いを支えに、プラス圏で推移する場面が目立った。大引けにかけて日経平均は下げに転じたが、TOPIXはプラスを維持した。
日経平均採用銘柄では、寄与度の大きいファーストリテイリング <9983> がさえないなか、ファナック <6954> やダイキン工業 <6367> などが底堅く推移した。
個別では、国内証券による投資判断の引き下げが観測されたホンダ <7267> やJSR <4185> などは売りが先行した。電気カーペットの一部機種でリコールを行うとしたパナソニック <6752> も軟調。転換社債発行で希薄化が警戒されたライオン <4912> も下落。ユーグレナ <2931> 、フリービット <3843> など前日に急騰した銘柄にも軟調なものが目立った。
半面、14年3月期業績予想を上方修正したクロスキャット <2307> はストップ高。1―3月期で営業益4割増と報じられたガンホー・オンライン・エンターテイメント <3765> も一時ストップ高を付けた。公募増資・株式売り出しの中止を発表したサンフロンティア不動産 <8934> はストップ高配分された。(編集担当:宮川子平)
17日の日経平均株価は前日比15銭安の1万4417円53銭と3日ぶりに小反落して取引を終えた。
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2014-04-17 15:15