ノアは今期営業利益黒字転換、LED照明機器伸長

  LED照明機器商社のノア <3383> (名セ)の株価は安値圏で軟調展開だが、調整のほぼ最終局面だろう。きっかけ次第で反発が期待される。   LED照明機器の販売を主力として、太陽光パネルなど環境商材の販売も展開している。主力のLED照明機器事業では、得意とする高所照明市場で、街路灯や防犯灯など官公庁入札案件への取り組みを強化している。収益基盤強化に向けた新規事業も検討しているようだ。   今期(14年6月期)の業績(非連結)見通しは、LED照明機器の大型案件を織り込まず売上高が前期比2.0倍の6億19百万円、営業利益が4百万円(前期は94百万円の赤字)、経常利益が2百万円(同95百万円の赤字)、純利益が1百万円(同71百万円の赤字)としている。官公庁入札案件、工場や展示場などの大型案件、付随工事案件に対する取り組みを強化する方針だ。受注増加や販管費削減などで収益改善を期待したい。   株価の動きを見ると、2500円~3000円近辺のボックスレンジから下放れる形となり、安値圏で軟調展開のようだ。12月19日には年初来安値となる1600円まで調整する場面があった。ただし終値ベースで見ると12月19日1700円、12月20日1699円となり、1600円~1700円近辺では下げ渋り感を強めている。週足チャートで見ると13週移動平均線が戻りを押さえる形だが、4月の年初来高値から半値水準であり、調整のほぼ最終局面だろう。きっかけ次第で反発が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
LED照明機器商社のノア<3383>(名セ)の株価は安値圏で軟調展開だが、調整のほぼ最終局面だろう。きっかけ次第で反発が期待される。
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2013-12-24 09:15